床暖WEB
 
施行方式による分類
電気床暖房 温水床暖房 温風床暖房
熱源方式による分類
構成部材の分類について
 
ゆかだん
 
 
 
 
  床暖房で低温火傷は心配ないのですか?
     
  この問題はよくいただく質問なので詳しく説明したいと思います。
火傷には高温によるものと低温によるものの2種類があり、一般的な成人の場合、70度の高温に1秒接することにより火傷を起こし、低温の場合は、44度で6時間で低温火傷を起こすと言われています。しかしながら、一般的な床暖房の場合、仕上げ材によっても異なります(岩盤浴は別)が、床温の最高温度を31度として使用できるよう温水式・電気式ともに制御できる仕組みとなっているため、たとえこもり熱などが発生しても44度の域まで達することはないと考えます。よく温水式より電気式のほうが低温火傷になる可能性が高いと言われていますが、そんな議論はナンセンスだと思います。よく私たちは老人福祉施設や幼稚園などに床暖房を施工する場合がありますが、いくら可能性がないといっても全面的に否定することができず、意思表示のできない乳幼児・老人などを対象とする場合、十分な注意をする必要性があります。