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ゆかだん
 
 
 
 
  結露は大丈夫ですか?
     
  カビに関してはまだまだ色んな不明な点があり、軽々しく表記できるものではありませんが、室内の空気の温度・湿度と壁の表面温度が関係します。一般的に、室温25度・湿度50%の空気は壁の表面温度が15度くらいから結露を始めます。これが湿気やカビによるクロスの剥がれの原因となるのです。
高断熱は結露を遅らせ、カビ防止の効果はありますが、万全策とはいえません。しかし床暖房の場合、壁の表面温度が5度以下になっても結露はしません。床暖房の室内温度は18度前後で済み、エアコンは温度を27度まで加温しなければならないことによる温度差による結果なのです。
例えば対流式のストーブを10時間使用した場合、室内温度は下がり極めて湿度の低い乾燥した状態になります。その状態を緩和させるため加湿器を使い水分を室内に放出します。その結果とし、余分な水分が壁・天井まわりに付着し結露の起こしやすい環境となってしまうのです。


< コラム >
結露で怖いのは、壁中結露です。断熱材を選ぶ場合は無機質の物より調湿機能のある羊毛断熱材が良いと言われはじめています。カビの発生は「酸性・湿度・栄養」の三つの条件が揃った時に発生しやすいと考えられます。
過去の体験例として、「洗面所のガラスが曇り、カビが生える。」と言われたので壁面を珪藻土で仕上げたところ、カビも結露も無くなり洗面所のガラスも曇りづらくなったという事例がありました。